Day2(6月8日) 浜松天竜ー松本
昨晩の井上ードネア戦はAmazon Primeのみでの放送。旅館のWIFIのスピードが遅くてハラハラしたが、何とか見れて良かった! 埼玉アリーナまで行った観客は6分弱の試合には複雑なものがあるだろうな。。
と、思いながら800に三浦旅館出発。気温24度、晴れ。近くのコンビニでコーヒーを飲んで目を覚ます。コロナ禍でまだイートインは閉じられたままだった。
コンビニから20分ほど走ると、天竜川船明(ふなぎら・・・多分「ふな・あきら」がなまったんだろうな。。)ダムの上にかかる見事な鉄でできた歩道橋。「夢のかけ橋」と言う。どこにでもある陳腐な名称。町の年寄りの町会議員たちがつけたんだろうな。。私の故郷、美里町と同じパターンだと勝手に思う。名前は置いといて、周りの新緑に生えて大変美しい。
で、その橋の入り口の所にかかっていた標識がこれ、
この「まぼろしの佐久間線」とは何ぞや?と気にかかり、ググると、「この佐久間線は1967年に30㎞、81億の予算で建設を開始し、13㎞は工事が進められたが1980年に凍結、中止された。残った橋は遊歩道に、トンネルはシイタケ栽培やワインセラーに使われている。」との事。んんん、そんな歴史があったのか!
その後、標高866mの秋葉山(あきはやま)の頂上にある、秋葉山本宮神社を訪れる。対向車を気にしながら細い道を進むと、とても立派できれいな神社に到着。まだ9時過ぎだったせいか、参拝客は私一人。ウクライナの安寧と、他にもいろいろ個人的な事をお願いした!
この辺りはとても山が深い。それもそのはず、この辺りにフォッサマグナが通っている。このフォッサマグナに憧れて?大学4年の夏休みに2週間かけて(まだまだ就職活動ものんびりしていた)、「浜松ー富山のフォッサマグナ沿いをテントを担いで一人で歩く」というレジャーを行い、「あの時の風景をもう一度見たい!」と思い、ここに来ましたが、全く覚えていない。どのルートをたどったかもあやふや。家のどこかに旅行ノートがあるはずだけど。。
山が深いと言えば、以前写真を見て打ちのめされた「下栗の里」に行けた。しかも晴れた日に! 標高800mー1000mにある集落。「日本のチロル」と言われているらしいけど、私は「チロル」と聞くと、何故か「古い~~」と感じてしまう。子供時代のチロルチョコのせいだ。1962年販売で、当初は西日本だけだったらしい。。とにかく「下栗の里」は一見の価値あり! 車で行くのが大変だけど。。
駐車場にいたおじいさん(昭和13年生まれ)とちょっと話した。このおじいさんは生まれてからずっと下栗育ちで、「ここから川沿いの小学校まで7-8㎞通うのが大変だった」との事。「行きは良い良い、ですか?」と聞くと、「履いているのが草履だったり、薄いゴム靴だったりして、すぐ底が丸まって足指をケガしていた」との事。いやあ~~大変だったろうな。。。
その後は、車をすっとばして松本へ。国宝松本城は、すばらしい。国宝五城(松本、姫路、松江、犬山、彦根)の一つで、中も素晴らしい保存状態だった。自慢ですが、私は彦根以外すべて行っている! こうなったら彦根も時間の問題!!
今日のルート