Day7(6月13日) 長野市ー南魚沼市
今朝も4時に目が覚めた。まあ6時間くらい寝ているからいいか。。。
善光寺を事前に調べていたら、早朝6時半から開館しているという事だったので、7時に宿を出る。気温15度。
7時20分には着いて参道に向かうと、もう既にかなりの人出。今年は7年に一度の御開帳の年。だから人が多いのか?それとも善光寺はいつも人が多いのか?
御開帳といっても、善光寺の本尊は仏教とともに日本に渡り(552年)、その100年後には絶対秘仏になり、誰も見れなくなりました。7年に一度の御開帳の時は、分身仏である前立本尊(まえだちほんぞん)というコピーが隠れた秘仏の横に置かれます。
御開帳時は、この回向柱(えこうばしら)というのが建立され、これに触れることはご本尊に触れるのと同じ功徳があるとの事で、コロナ禍の中、皆が触りまくっていた。私も触りまくって、私的なお願いを沢山しました。山門から周りを眺めると、中々見晴らしがいい。鳩よけの網がちょっと煩わしいけど、仕方がない。
下には、御朱印を求める人の長い列ができていた。御朱印ブームはいつまで続くやら。「紅茶キノコ」と同じ運命をたどるのか?
今回は念願がかなって、ご本尊の下の真っ暗闇の回廊を通る「ご戒壇巡り(ごかいだんめぐり)」をすることができた。これは経験したかった。回廊の所々に事故を防ぐため、暗い明かりが置いてあるから歩けるけど、真っ暗闇だと歩くのも大変だ。
さて次は、近くの小布施に行き、「葛飾北斎」を堪能しようと移動。北斎は83歳の時に初めて小布施を訪れた。当地の豪農・豪商の招きに応じたとか、天保の改革で江戸で絵の活動が制限されたからとか色々な説。とにかくここで積極的に活動している。しかし、83歳で江戸から小布施まで良く来れたもんだ。江戸人はすべての人たちが健脚だったらしい。
今日は作品の入れ替えで北斎館の入場料は無料!という事だったので、「ラッキー」と思い中に入ると、すべての絵は見れず、入り口に展示してあった北斎作成の2つの山車だけだった。
片方の山車は、中国の話の人物が彫られており、これは北斎監修のもと、江戸の彫師が彫ったとの事で、北斎唯一の立体作品だとか。
ここまで来て、北斎を見れないのは癪なので、最近CMにも登場している岩松院(がんしょういん)の天井図の鳳凰を見に行く。
天井画といえども撮影禁止だったので、WEBで見つけた写真を張り付けます。
昨晩、グーグルマップをちらちら見ていたら近くに渋温泉がある事を知りました。渋温泉といえば、「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルの一つと言われている旅館がある事は知っていた。さあ行って見よう。。
私が想像していたところと違った。後で調べてみると、私が想像していたのは、群馬四万温泉「積善館」という旅館だった。
またまた地図で見つけたのが、南魚沼にある「三国街道塩澤宿 牧之通り」という通り。写真ではものすばらしく風情がある。行って見よう。
350m程の通りで、大変きれいで造りは新しい。12-3年前にできたらしい。風情はあるけど、人が全くいない! ここは外国人が好きそうな造りなので、本当にコロナが恨めしいだろうな。。地元の皆さん、もう少し耐えてください。
(今日のルート)