もっと北と東を知りたくて。

ウクライナの安寧を願って、梅雨の時期に日本の北と東をめぐる旅

Day12-2(6月18日)青森ー函館ー松前 昨日の続き

午前7時40発で3時間40分の船旅(ただ寝ころんでいただけ)で函館に着いた。フェリーはスキスキでした。

この部屋に私一人

さて函館には向かわず、西に。福島町という所に着いて、まず青函トンネル記念館へ。

青函トンネル記念館

本州と北海道を結ぶトンネルを作ろうというアイデアは戦前からあったが、実際に動き出したのが昭和21年(1946年)。着工1961年。1985年にやっと全貫通。北海道と本州がつながりました。そして、1988年に鉄道が走り、青函連絡船が同じ日に営業を終わりました。大学生のころ高校の同級生を訪ねて北海道を訪れた時に青函連絡船に乗った記憶があります。新幹線は2016年に開通。

この記念館の近くに、横綱千代の山 千代の富士記念館がありました。驚くことにこの小さな町から二人の横綱千代の山(知らない)、と横綱千代の富士(知っている)が生まれたのです。

横綱千代の山 千代の富士記念館

この記念館の中に九重部屋が作られており、夏になると元千代の富士が弟子たちを連れてここで合宿していたとの事。

記念館の中の九重部屋

さらに西南に下り、松前町へ。江戸時代に幕府の出先がここ松前に置かれ、それがのち松前藩になり、北海道物産の輸出基地になり松前船が有名です。松前藩アイヌの人たちに対しかなり酷い事をしたともいわれており、一時下知(あげち:土地を取り上げられ他に回される事)になり、幕末に上にワイロなどをばらまき元に返り咲きました。

松前城

さて今日は、念願だった車内泊の日です。このためにわざわざ車のすべてのガラスを覆うサンシェードやエアーマットに空気を入れる超小型電動空気入れなどを購入して持ってきました。はやりの車内泊がどんなもんかやって見たかっただけ。その前に、近くの松前温泉にいって、禊からはじめました。こんな場所でした。

松前温泉

今日の車内泊の場所は、海沿いの道の駅の駐車場で、重要なのはトイレがちゃんと確保されているかどうかです。多くの人たちが車内泊をするらしく、「ちゃんとルールを守ってください。連泊はダメよ」との表示がありました。

海の前の道の駅の駐車場で車内泊

やることはないので、Day12-1を書いて早々と1900には寝ました。